【アイビスSD】韋駄天S勝ち馬タマモメイトウ魅力
2021年07月20日 05:30
競馬
【コース実績】前項目にも関連するが、新潟にしかない直線コースだけに舞台実績は重要。優勝馬10頭中、実に7頭が千直Vの実績を既に持っていた。残る3頭は12年パドトロワ、13年ハクサンムーン、15年ベルカントだが、いずれも7F以下のG1連対か重賞Vの経験がある実力馬だった。
【年齢】4歳と5歳が4勝ずつで中心はこの2世代。2着回数では前者1回に対し後者7回。軸馬としては5歳に分がある。7歳が2勝を挙げているが、いずれもその年に千直Vと上げ潮ムードだった。一方、重量の軽い3歳は未勝利で2着2回止まり。特殊舞台で経験値の差が出ている印象だ。
【結論】浮上したのはタマモメイトウ。今年は例年に比べてかなり手薄なメンバー。韋駄天Sを勝った5歳馬というだけでポイントは高い。モントライゼ、オールアットワンスは“3歳不振”のジンクスを破れるかが鍵。実績最上位のライオンボスは前走大敗と57キロがネックで評価を下げた。