【新潟2歳S】“世代一番星”クラウンドマジック輝く ここ目標に調整
2021年08月24日 05:30
競馬
岩田康が騎乗した18日の1週前追い切りは、芝コースでワイプティアーズ(6歳オープン)と併せ馬をこなした。ラストは半馬身後れをとったものの、直線半ばまでは内で先行するシーン。格上馬に食い下がっていた。重い馬場でビシッと追われ6F83秒7~1F11秒6をマーク。このひと追いでさらに上向くだろう。
父が現役時代にやんちゃな面をのぞかせたエピファネイアで、気性面が気になる。「普段はおとなしくて穏やか。調教に行くと前向きだし、そのあたりはいい方に出ていると思います。気持ちのオンとオフはありますね」。祖母は94年オークス2着で重賞2勝のゴールデンジャック。血の底力も秘めている。
近年の“世代一番星”にはそうそうたる名前が並ぶ。19年リアアメリアは2走目でアルテミスS勝ち。17年ケイアイノーテックは翌年のNHKマイルCでG1勝ち。13年レッドリヴェールは3連勝で阪神JFを制した。先週の段階で馬体重は510キロ。同助手は「長距離輸送が初めてなので分からない部分はあるけど、今週の追い切りと輸送でちょうどいい形になれば」と話す。さらに輝きを増す大きなキラキラ星。夏の新潟で再び末脚がハジける。