【小倉新馬戦】アドマイヤグリーゼ 友道厩舎ゆかりの血統、距離の融通利く
2021年08月24日 05:30
競馬
28日の小倉芝1800メートルを鞍上・藤岡康でデビューを予定している。きっちりと時間をかけ、CWコースと坂路を併用して入念に乗り込んでいる。18日の1週前追い切りはCWコースでラインベック(4歳オープン)と併せ馬。雨の影響を受けた重い馬場でビシッと追われ、6F82秒4~1F11秒9をマーク。僚馬に半馬身先着した。先々週もCWコースでラスト1F11秒7を計時。大江助手も手応えをにじませる。
「走ることに凄く真面目。小柄でも動きが良くて、軽さがあります。気性もいいし、初戦から頑張ってくれそう。走りに軽さがあるので、きれいな馬場で走らせてあげたいですね」
ハーツクライ産駒は今年の夏コク、芝の新馬戦で4戦2勝と好成績を残す。そのうちの一頭、フィデルは友道厩舎の管理馬。単勝1・1倍とシビれるオッズの中で快勝を見せた。今週は厩舎なじみの血が、晩夏の小倉を駆け抜ける。