【大井・東京記念】フレッチャビアンカ抜け出しV、猛追しのぎ南関重賞初制覇
2021年09月09日 05:30
競馬
道中は中団で折り合い、仕掛けたのは2周目3コーナー。絶好の手応えで徐々にポジションを上げると直線は先に抜け出した2頭の外に持ち出した。残り200メートルを切ったところでハナに立って押し切った。
「無事結果を出せてホッとした。初めてまたがったが凄く成長している感じ。先が楽しみな一頭」と御神本は将来性に太鼓判を押した。デビューから北海道→南関東→岩手→南関東と移籍を繰り返したがまだ4歳。長距離界に現れた新星の今後が楽しみだ。
◆フレッチャビアンカ 父キンシャサノキセキ 母スイートスズラン(母の父シンボリクリスエス) 牡4歳 船橋・川島正一厩舎 馬主・大久保和夫氏 生産者・北海道日高町のシンボリ牧場 戦績22戦8勝(南関東7戦2勝) 総獲得賞金7720万5000円 重賞は20年ダービーグランプリ以来5勝目。
▼2着エメリミット(山口)調子が上がって復活してきている。追い比べならまた違ったと思うが今日は勝ち馬の切れ味が上だった。
▼3着フィアットルクス(本橋)気持ちは前向きで体も問題なかったが、最後もうひと伸び足りなかったのは休み明けの分かな。