【アイビーS】ドウデュース 末脚生きる舞台で武豊と歩む出世街道
2021年10月19日 05:30
競馬
アイビーSは近年、出世の登竜門でもある。過去5年の勝ち馬を見ると16年ソウルスターリングは阪神JF、オークスとG1・2勝。18年クロノジェネシスはG1・4勝、名馬の階段を駆け上がった。昨年VのオーソクレースもホープフルS2着。今週、菊花賞で人気の一角を担う。初戦の取り口からも末脚を生かせる東京は向きそうだ。
「小回りに対応しましたけど、前走のパフォーマンスを見る限り東京もいいイメージ。雰囲気からも長距離輸送はこなせそうです」
長い府中の直線でフルスピードを発揮できれば、まばゆい未来が待っている。馬主のキーファーズは2歳世代でロンが連勝で野路菊S勝ち。牡馬相手に4馬身差の圧勝、この後は阪神JF(12月12日)へ向かう予定だ。牡馬からも来春を思わせる逸材との巡り合い。ロンと同じ鞍上・武豊を背に、連勝へと飛び立つ。