【菊花賞】レッドジェネシス“静”に徹した予定通りの馬なり 友道師「スタミナ比べ歓迎」
2021年10月21日 05:30
競馬
「(6Fを)85~86秒ぐらいで直線だけ仕掛けるように乗ってもらった。ノビノビと気持ち良さそうに走っていたし、助手は“リズム良くいい感じ”と話していました」
穏やかな表情の友道師は菊花賞の舞台が本来の京都ではなく阪神となることに「スタミナとパワーが要求される馬場はこの馬に合っている。スタミナ比べになる展開なら歓迎です」とプラス要素と判断。ひょっとすると指揮官は19年に同じディープ産駒のワールドプレミア(3番人気)で制した時以上に手応えを抱いているのではないか。
ディープ×母父ストームキャットは、ダービー馬のキズナや海外G1馬のエイシンヒカリ、リアルスティールなど大物を輩出する鉄板の配合。混戦ゆえに血統がモノをいう!?「なんとか最後は…という気持ち。たぶん一番、得意とする1冠なので」と友道師はコメントに少しだけ自信をにじませた。