【菊花賞】レッドジェネシス“静”に徹した予定通りの馬なり 友道師「スタミナ比べ歓迎」

2021年10月21日 05:30

競馬

【菊花賞】レッドジェネシス“静”に徹した予定通りの馬なり 友道師「スタミナ比べ歓迎」
CWコースで追い切るレッドジェネシス(撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 春2冠の覇者不在で行われる菊花賞。確たるアドバンテージを有しない顔ぶれならば、月並みであれディープインパクト産駒が大威張りとなる。現に菊花賞は16年のサトノダイヤモンドを皮切りに、18年からはフィエールマン→ワールドプレミア→コントレイルと目下3連覇中。今年のディープ産駒のエース格は京都新聞杯勝ちの実績があるレッドジェネシスだろう。
 最終追い切りはCWコース単走馬なりで6F86秒2~1F12秒0。“静”に徹したのは1週前にジョッキー騎乗で長めをしっかりと追っているため予定通り。

 「(6Fを)85~86秒ぐらいで直線だけ仕掛けるように乗ってもらった。ノビノビと気持ち良さそうに走っていたし、助手は“リズム良くいい感じ”と話していました」

 穏やかな表情の友道師は菊花賞の舞台が本来の京都ではなく阪神となることに「スタミナとパワーが要求される馬場はこの馬に合っている。スタミナ比べになる展開なら歓迎です」とプラス要素と判断。ひょっとすると指揮官は19年に同じディープ産駒のワールドプレミア(3番人気)で制した時以上に手応えを抱いているのではないか。

 ディープ×母父ストームキャットは、ダービー馬のキズナや海外G1馬のエイシンヒカリ、リアルスティールなど大物を輩出する鉄板の配合。混戦ゆえに血統がモノをいう!?「なんとか最後は…という気持ち。たぶん一番、得意とする1冠なので」と友道師はコメントに少しだけ自信をにじませた。

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