【エ女王杯】ロザムール 池添背に逃げ粘る 上原師「順調に来ている」
2021年11月10日 05:30
競馬
新コンビを組む池添にも、師は期待を寄せる。G1・26勝の名手。最近では19年マイルCSで初騎乗のインディチャンプをVに導くなどテン乗りにも強い。「大舞台で思い切った騎乗をしてくれる」と師。上原厩舎の管理馬では、やはり初騎乗だったセイウンコウセイで18年函館スプリントSを制した。「あの時も思い切った先行で勝ってくれたからね。そういう縁とか相性の良さにも期待したい」と力を込めた。
阪神は初参戦だが「中山の坂でも頑張る馬だから」とむしろ歓迎の口ぶり。ただ、残念なのは天気予報。週末の関西地方は好天が続く見込みだ。芝のやや重~不良では【1・3・2・0】の道悪巧者。「雨が降ればよりいいんだが…」。恵みの雨の望みは薄いが、良馬場でも自慢の粘り腰を発揮できるか注目だ。