【朝日杯FS】ジオグリフ 史上16頭目の無敗制覇だ!“無冠”両親に初タイトル贈る
2021年12月13日 05:30
競馬
底知れぬポテンシャルを感じさせたが、太田助手は慎重なジャッジ。「大味な競馬でした。ゲートなど課題も多く、メンバーや展開に恵まれた面もある」と振り返る。放牧を挟み、中間は入念にゲート練習を重ねているが「駐立にはまだ問題がある」と話す。それでも馬体は確実に成長。「サイズの変化はないが、夏よりも体のラインがはっきりして大きく見せるようになった」と評価する。
1週前追いで久々にまたがったルメールも「首、腰、お尻。全部がビルドアップしている」と満足顔。「マイラーっぽいので、今回はいいチャレンジ。前走は強かったが、頭数は少なかった(10頭)。今回は多頭数の中に入って、どんな反応をするか。このレースで馬のイメージが決まる」。課題を挙げつつも、ポテンシャルに期待を込めた。
父は産駒が初年度からブレーク中のドレフォン。母はG1で好戦しながら重賞を勝てなかったアロマティコ。血統からも注目の1頭だ。両親に初の“G1タイトル”を贈ることができるか。