【ホープフルS】武豊 JRA・G1完全制覇ならず…大記録達成はお預け
2021年12月28日 15:28
競馬
武は今年の朝日杯FSをドウデュースで制し、現在JRAで実施されている平地G1全24レースの完全制覇へ王手。「リーチ一発で決めたいね」と臨んだ最後の1冠となるホープフルSでの1位入線はならず。G1昇格後の2017年から3度目の挑戦となったがタイトルにはまたしても届かなかった。
それでもホープフルSは前身の「ラジオNIKKEI杯2歳S」で2009年ヴィクトワールピサ、2010年ダノンバラードで2度優勝。さらにその前の「ラジオたんぱ杯2歳S」では2004年ヴァーミリアン、「ラジオたんぱ杯3歳S」では1998年アドイヤベガ、「ラジオたんぱ杯3歳牝馬S」では1989年レガシーワイスで勝利を飾るなど計5度の優勝を記録。名前が変わる度に勝利を収めてきた“得意レース”だ。過去2度の挑戦でも2017年ジャンダルム2着、2020年ヨーホーレイク3着と好成績を残していただけに、来年以降の大記録達成へファンの期待は高まるばかりだ。