【ホープフルS】キラーアビリティG1初制覇!横山武騎手 2週連続V締めでG1・5勝“飛躍の年”に
2021年12月28日 15:28
競馬
そのレースぶりや前走・萩S組がホープフルSで好成績を残していることが評価されたのか1勝馬ながら人気を集めると、初の重賞&G1舞台で激走。初の中山コースにも対応し「2歳中距離王」を戴冠。来年のクラシック戦線“最有力候補”に名乗りを上げた。
鞍上の横山武は先週の有馬記念(エフフォーリア)に続きJRA・G1を2連勝。今年は皐月賞(エフフォーリア)でG1初優勝を飾るなど、菊花賞(タイトルホルダー)、天皇賞・秋(エフフォーリア)も制し、この1年だけで5勝を挙げる活躍を見せた。
管理する斉藤崇師は、今年の宝塚記念(クロノジェネシス)に続くJRA・G1制覇で通算6勝目。ホープフルSはG1格上げ前を含め初制覇となった。
▼横山武「2週連続で調教乗せていただき、勝つ馬だと感じていた。ただちょっと難しさを感じていたが、リラックスして走ってくれて、いいポジショニングで頑張ってくれた。(有馬記念に続き2週連続のG1制覇に)同じオーナーさんですし、エフフォーリアも強かったが、この馬も強かった。馬に感謝したい」
▼ホープフルS 2014年に2歳中距離路線の頂点に位置する競走として、従来阪神・芝2000メートルで行われていたG3の「ラジオNIKKEI杯2歳S」を、皐月賞と同じコース・距離である中山・芝2000メートルに移し、レース名も「ホープフルS」に変更。格付けは前身のラジオNIKKEI杯2歳Sの競走実績を踏まえG2となったが、2017年にG1へ昇格した。競走名のホープフル(Hopeful)とは、英語で「希望に満ちた」「望みを持つ」という意味。そのレース名の通り有望な若駒がそろう。