【静岡・ガールズグランプリ】高木 悲願の女王!「ずっと夢だった」
2021年12月29日 05:30
競輪
石井がSで出て2番手に高木、3番手に小林莉と東京トリオが前団を占めた。後方7番手に置かれた小林優が打鐘過ぎに思い切って先行する。「優香さんが先行するとは考えていなかったが、うまく対処できた。後ろを確認してから自分のタイミングで踏んだ」。3番手からスピードに乗った捲りで小林優をかわし続いた小林莉、捲りで迫る児玉を振り切った。新女王となった高木は「今年はビッグレースを勝てず、グランプリの賞金もぎりぎり。一戦も落とせないプレッシャーの中で苦しい戦いが続いた。来年はビッグレースをたくさん勝ってまたこの舞台で優勝争いをできるようにしたい」と目を輝かせた。
◇高木 真備(たかぎ・まきび)1994年(平6)8月17日生まれ、東京都町田市出身の27歳。文化学園大杉並高卒。通算成績は603戦374勝。通算取得賞金は1億1731万円。1メートル61、63キロ。血液型A。