【JRA10大ニュース】1位 日本馬悲願のBC制覇、ラヴズオンリーユー&マルシュロレーヌが快挙
2021年12月31日 05:30
競馬
まずはBCフィリー&メアターフ。19年オークス馬ラヴズオンリーユーが優勝し、05年アメリカンオークスを勝ったシーザリオ以来、日本調教馬2頭目の米G1勝利。日本馬初のブリーダーズカップ制覇となった。米国最高峰の舞台に日本馬が初チャレンジしたのは96年タイキブリザード(クラシック13着)。四半世紀の時を超え、延べ17頭目の挑戦で夢を現実にした。鞍上の川田は「興奮して覚えてはいませんが、ゴール板を通過した後は思わず拳を握ってしまったかもしれません。日本の関係者やファンの思いをかなえることができてうれしく思います」と喜びを爆発させた。
これに続いたのがBCディスタフのマルシュロレーヌ。日本調教馬では初となる、海外ダートG1制覇を果たした。矢作師は「アメリカ最大、競馬の祭典であるブリーダーズカップで日本競馬の力を見せることができて良かったです」と胸を張った。
米国だけではなく、香港、中東で日本馬が躍動した21年。悲願かなわなかった凱旋門賞を含め、22年も“チーム・ジャパン”が世界を席巻することを願いたい。