【シルクロードS】カレンモエ一戦必勝!「夢」見る重賞初Vへ準備OK、2週連続坂路ラスト1F11秒台
2022年01月27日 05:30
競馬
父は国内外でG1・6勝のロードカナロア、母はスプリントG1・2勝のカレンチャンという夢配合馬。これまで重賞に4回挑戦して2着が3回。わずかにタイトルに手が届いていない。父も母も制した高松宮記念(3月27日、中京)出走には賞金の上積みが必須。昨秋のスプリンターズSを左肩の軽い捻挫で回避して今回は4カ月ぶりとなるが、抜かりない仕上げで挑む。臼井助手は「馬体にもハリがあるし、元々歩様の硬さとかがある馬ですが、今回はいつもに比べたら柔らかい。それがいい方に出てくれれば。ここまで間隔を空けて使ってきているし、休み明けの方が万全の態勢で出せるのかな」と力を込める。
“モエ”はハワイ語で「夢」の意味。夢が詰まった血統で夢のような走りを届けたい、という願いが込められている。同厩舎の先輩で偉大な両親も知る同助手は「比べるのはかわいそうだけど、この馬なりに頑張っています。どこかで(重賞を)1個勝ってくれればいいんですけどね。先のことは考えずに目の前の一戦一戦を」と愛馬へ優しいまなざしを注ぐ。ここでタイトルを手にし、夢舞台へ向かいたい。