21年ケンタッキーダービー1位入線、メディーナスピリット失格 ケンタッキー州競馬委員会が決定

2022年02月22日 12:17

競馬

21年ケンタッキーダービー1位入線、メディーナスピリット失格 ケンタッキー州競馬委員会が決定
ケンタッキーダービーで1位入線したメディーナスピリット(AP) Photo By AP
 昨年5月1日のケンタッキーダービーで1位入線を果たしたメディーナスピリット(牡、父プロトニコ)が21日、失格となった。ケンタッキー州競馬委員会が決定。ブラッドホースやESPNなど米国メディアが一斉に報じた。
 ケンタッキーダービー後、禁止薬物検査で陽性反応を示し、ステロイド抗炎症薬のベタメタゾンが検出され、後日、別のサンプルで改めて検査を受けた結果、再び陽性反応を示した。B・バファート師は皮膚炎の治療薬にベタメタゾンが含まれていたと主張。潔白を訴えていた。

 バファート師は90日間の資格停止と7500USドル(約86万円)の罰金を科され、今後は法廷闘争になるとみられている。

 この失格により2位入線のマンダルーン(牡4=B・コックス、父イントゥミスチーフ)が1着に繰り上がった。

 メディーナスピリットは昨年12月6日の調教後、心臓発作で急死。11月6日のBCクラシック2着がラストランになった。

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