【中山記念】4歳アドマイヤハダル 重賞初制覇チャンス、好位抜け出す

2022年02月22日 05:30

競馬

【中山記念】4歳アドマイヤハダル 重賞初制覇チャンス、好位抜け出す
◇中山記念勝ち馬の4角位置◇ Photo By スポニチ
 過去10年の傾向から勝ち馬を探り出す「up to データ」。今週は中山記念を分析する。
 【脚質】開幕週のスピード馬場。圧倒的に先行勢有利の傾向だ。4角の位置取り別成績を列挙する。4角1番手(逃げ馬)が【0・2・3・5】、同2番手も【0・5・5・12】と勝ち切ることはできていないが優秀だ。特筆すべきは同3番手【5・0・2・8】、同4番手【4・2・0・5】で9勝を占めていること。許容範囲は同5~6番手【1・0・2・12】あたりまで。同7番手以下は【0・3・1・51】と壊滅的。

 【性齢】例年、多様な世代が顔をそろえる。4歳世代が【4・3・5・13】と勝率トップ。馬券内率48%と信頼が置ける。続くのが5歳【5・4・0・23】。連対率でわずかに4歳を上回る。5歳は前走1着だった馬が【4・2・0・4】と強く、充実期に入った馬が狙い目。6歳になると【1・2・2・23】と一気に成績が低下。7歳以上は【0・1・3・29】と厳しい。性別では牡馬が9勝と優勢だが、牝馬が【1・3・1・6】と出走数が少ないだけ。連対率36%なら、むしろ牝馬は積極的に買いたい。

 【結論】コントラチェック、トーラスジェミニ、パンサラッサ、ワールドリバイバルと逃げ馬が多数登録。その後ろから早めに仕掛けられる4歳馬アドマイヤハダルがV候補だ。過去3勝全てが4角3番手以内と勝ちパターンがレース傾向とマッチする。皐月賞4着馬が重賞初制覇の好機。同じ4歳ダノンザキッドもマイルを使ったことで先行力が戻っていればチャンスあり。5歳世代は近況不振で買いづらいが、穴なら牝馬マルターズディオサ。(データ班)

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