【フィリーズレビュー】阪神JF組×芝1400メートル2勝=キミワクイーン本命

2022年03月08日 05:30

競馬

【フィリーズレビュー】阪神JF組×芝1400メートル2勝=キミワクイーン本命
優勝馬の阪神JF成績 Photo By スポニチ
 過去10年の傾向から勝ち馬を探る「up to データ」。今週は桜花賞トライアル「第56回フィリーズレビュー」を分析する。本番を占う重要ステップレースを制するのはどの馬か?今年も波乱があるかも。
 【1番人気】同じくトライアルの先週チューリップ賞は1番人気ナミュールが順当に勝ち上がり、優先出走権を獲得。ただ、2着に13番人気の伏兵ピンハイが食い込み、馬単で7万円超え、3連単25万馬券の波乱となった。それでも比較的、上位人気が安定しているチューリップ賞に対し、このレースは荒れやすい。1番人気が6連敗中で、ここ4年は馬券圏外に沈んでいる。主役が危うく、波乱含みのレースだと覚えておきたい。

 【戦歴】前年12月の阪神JF出走馬が人気の中心になる。その阪神JF以来で勝った馬は12年アイムユアーズ、21年シゲルピンクルビーの2頭。13年の勝ち馬メイショウマンボは阪神JFで10着に敗れ、年明けの紅梅S2着→こぶし賞1着をステップに勝った。G1舞台を踏んだ経験こそが重要で着順は関係ない。昨年が象徴的だった。阪神JFで17着に大敗したシゲルピンクルビーが巻き返し、阪神JF5着のヨカヨカが2着。外回り1600メートルから内回り1400メートルへの条件変更で適性のある馬が浮上する。

 【勝負駆け】先週チューリップ賞2着ピンハイは新馬戦を勝ち上がったばかりで賞金400万円。桜花賞に出るには優先出走権が発生する3着以内が絶対条件だった。このレースも賞金400万円の1勝馬が強い。18年リバティハイツから19年ノーワン(プールヴィルと同着)、20年エーポス、21年シゲルピンクルビーと目下4連勝中。ナムラクレアのような賞金(2800万円)がある馬は本番を見据えた仕上げ。賞金400万円組の一撃こそ警戒したい。

 【結論】阪神JFに出走し、なおかつ芝1400メートルで2勝の関東馬キミワクイーンを本命に推す。2勝馬で賞金900万円だが桜花賞で出られるかとなると微妙。3着以内に入り、出走を確定させたい立場だ。その意味でも勝負駆けになる。同様のことはアネゴハダにも言える。阪神JFに出走し、この舞台で勝ち鞍(前走・平場1勝クラス)があるのは強み。この2頭軸でいく。1番人気必至のナムラクレアは本番を見据えた仕上げ。押さえ評価でいいだろう。  (データ班)

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