【G1・桜花賞 ( 2022年4月10日 阪神競馬場 芝1600メートル )】
牝馬クラシック第1弾の桜花賞を制したのは、世代でも屈指の良血馬スターズオンアースだった。
祖母は仏オークスやヴェルメイユ賞など、米仏でG1を6勝した名牝スタセリタ。その初子だった母サザンスターズは英国で1勝を挙げるにとどまったが、その1歳下の半妹ソウルスターリングは阪神JFとオークスを制覇。フランケルの初年度産駒として父の名を高めるとともに、母系の優秀さを伝えることに成功している。
2冠目となるオークスは祖母と叔母が勝っているばかりか、父系とも縁が深く、父ドゥラメンテの祖母エアグルーヴと曾祖母ダイナカールも制している。