【天皇賞・春】マイネルファンロン 高配使者へスムーズ加速、松岡「イメージはできている」
2022年04月28日 05:30
競馬
初めて走る3200メートルについても、師は「長いと思う」ときっぱり。ただ、こうも付け加えた。「フィエールマン(19、20年連覇)だって、今も(距離)適性があったとは思っていない。ウインマリリン(21年5着)も長かったけど頑張った。要は相手次第だと思う」。過去の天皇賞・春で好走した管理馬を引き合いに、白旗を揚げる気はない。
手塚師の取材が終わったタイミングで、浜田は騎乗する松岡の姿を発見。鞍上も思いは同じ。「とにかく折り合い。それさえクリアすれば、脚力的には一発があっていい馬。イメージはできている」と力強い。松岡は09年、同じ勝負服で12番人気の伏兵マイネルキッツをVへと導き、波乱劇の主役を務めた。歴史は繰り返す。そんなフレーズが、浜田の頭をよぎった。