山崎智也さん「SG優勝しても嬉しくない…」と6年前に気持ちが切れていた 電撃引退の裏側を語る
2022年04月28日 07:00
ボートレース
気持ちはもう6年前に切れていた。現役時代最後のSG制覇となった16年のグランドチャンピオンを優勝した時に楽しくないという気持ちになったという。「あの時に気がついた感じですね。家に帰ってSG優勝しても嬉しくないし、楽しくないと思って、(妻に)『多分、俺は終わりになる』と言いました」と当時を回顧。「そこまでにやり切ってたんでしょうね。2回目の賞金王でやり切っていた」と、2度目の頂点で気持ちは固まっていた。
山崎さんは「優勝を味わいたくてやってて、あの瞬間が最高に気持ち良かったんですけど、とある時に『あれ?これがこんなに楽しくないなら俺もうダメじゃね?』と思った」と語った。
一緒に出演していた元レーサー奏恵さんは「やるならやる。極端な話、賞金王を目指すか目指さないかという気持ちのモチベーション。『いくら上乗せしないといけないから頑張らなきゃ』って言っていたのがとある時から一切言わなくなった」とモチベーションが下がっていたことを明かした。さらに山崎さんは16年以降もG1を優勝していたが「俺、なんで優勝してんだろう?今まで頑張ってきた貯金を切り崩してるのかな」などと妻に伝えていたことも話した。