インダストリア(牡=宮田)は2年ぶりに来日したレーンを背にWコースで併せ馬。4馬身ほど先行するスペシャルドラマ(4歳2勝クラス)を追うと、行きたがる面を見せる。そこは名手がしっかりと我慢させて、直線内へ。鞍上のアクションに反応しグンと加速。6F82秒2~1F11秒4で1馬身先着した。レーンは「体がしっかりしていてパワフル。真っすぐ走れていたし、最後の200メートルの手応えが良かった。間違いなく東京は合っているし、G1チャレンジは楽しみ」と好感触をつかんだ。
見守った宮田師も「気の強い面と左に流れる面、耳を絞って他馬を威嚇する面があるので、そのあたりを確認してもらった。1週前に乗ってもらえて良かった。距離が長いと馬とけんかする時間が長くなる。エンジンがかかるのにも時間がかかるので、東京マイルはもってこいだと思う」とトーンを弾ませた。