【いわき平・G1日本選手権】井上 7Rは守沢=山口のスジ違い決着、吉岡 12Rは石井がさばく
2022年05月05日 05:00
競輪
井上 好目標を得た平原が有利だったし、うまかった。山田をけん制したとき内に郡司が入ってきたけど、きっちりと締めてしのいだ。それができたからこそ吉田も勝ち上がれた。見えないところの攻防でレベルの高い技術を使っている。あれは私クラスだな。
吉岡 11Rは深谷の逃げ切り勝ち。4番手の宿口が離れたし、松浦の仕掛けも全く進まなかった。かなりいいカカリだったと思います。松浦は判断ミスもあったと思う。山口はもう一つ前の後ろ中団なら届いていたかもしれない。
井上 深谷は、あの長い距離を踏みながら慎太郎を振り切った。それだけではなく後続ラインのそれぞれの車間も離している。周囲が思っていた以上に踏み上げた感じだ。立派な逃げ切り勝ちだった。
吉岡 今日から二次予選が始まります。郡司は10Rで松谷、小原と神奈川ラインを形成。ただ逃げるのは小松崎を付けた高橋でしょう。その3番手にこだわれば吉沢とかぶりそう。力技でねじ伏せる<2>=<7>本線。小松崎が番手捲りを放てば<2>=<1>。面白いのはスピード非凡な北津留の一発。不発でも園田が生きる。<2><8>、<2><5>少々。
井上 スジ違いで決まりそうなのは7R。3車の松井が逃げれば守沢が絶好。別線はその4番手を取り合う流れに。ただ守沢のブロックは強烈。脚を使っての4番手より、後方からスピードを乗せた捲りの方が有効的。切れがある山口との<9>=<1>が本線だ。
吉岡 12Rはガールズコレクション。中心は児玉ですが同門の尾方がいると、やや振り回され気味。その場合は円熟味が出てきた石井が自在にさばいて<5>=<1>。小林もしぶといので<5><2>少々。穴なら力を付けてきている<7>柳原や、昨年2着の<4>荒牧絡み。
井上 児玉は3月の宇都宮では高木真備に封じ込められたが、それ以外は文句なし。最終ホームには仕掛けそうな尾方、柳原の動きを見極めて一撃。シビアな位置取りで勝負する石井への<1><5>本線。