【オークス】(7)ホウオウバニラ 抽選突破で穴の気配!さあ半姉ビッシュ超えへ
2022年05月20日 05:30
競馬
中間、きっちりと乗り込まれている。最終追い切りはCWコースで半マイルの併せ馬。トレーナーは併走パートナーのシエル(3歳未勝利)に騎乗。4F51秒5~1F11秒3をマーク、併入でフィニッシュした。「横で見ていたが、いい動きでした。前走から体の戻りも早かったしカイバ食いもいいですね」。木曜朝は角馬場で体をほぐした。きっちり態勢は整っている。
枠番は4枠7番に決まった。一昨年のウインマイティーが13番人気3着、昨年のアカイトリノムスメも2番人気2着と2年連続で馬券絡み。枠番から“追い風”が吹く。「ロスなく回れるのはいい。内に主張する馬もいて、その後ろに入れれば。枠に悪いイメージはないですね。位置を含め、ジョッキーに任せます」。仕事人・横山典に全権委任の構えだ。
今春のG1戦線は荒れモード。芝のG1は皐月賞、天皇賞・春を除けば1&2番人気がそろって馬券圏内から姿を消している。全馬が初距離、乙女たちのバージンロード。この距離で血が騒ぐ。果てしない旅路の果てにつかんだオークス舞台。小柄な牝馬が黄金の鳳凰(ほうおう)のごとく舞うか。