【函館スプリントS】ナムラクレア 桜花賞3着、ベストの距離で古馬撃破だ

2022年06月06日 05:30

競馬

【函館スプリントS】ナムラクレア 桜花賞3着、ベストの距離で古馬撃破だ
桜花賞3着のナムラクレアが古馬と初対戦 Photo By 提供写真
 今週から夏の北海道シリーズが開幕。函館6週間→札幌7週間の熱闘が北の大地で繰り広げられる。函館開幕週を飾るのはサマースプリントシリーズ第1戦「第29回函館スプリントS」。強力3歳馬の参戦もあり、激戦必至の好カードだ。
 注目は3歳牝馬のナムラクレア。昨夏の小倉2歳Sを制した重賞ウイナー。今春はフィリーズレビュー2着、桜花賞3着とクラシック王道で活躍。勝ち馬スターズオンアースから0秒1差で続いたG1での銅メダルは価値がある。初めての古馬相手になるが、6F戦は元々ベスト距離。小回り向きの立ち回りのうまさもあり、古馬勢を圧倒か。

 古馬では函館巧者の前年覇者ビアンフェが筆頭格。2歳時には函館2歳Sを制覇。札幌で行われた昨年の函館スプリントは快速で逃げ切りVを飾った。逃げ粘った前走・オーシャンS(3着)の内容も良く、飛躍の地の函館で重賞4勝目の期待が膨らんでいる。

 頭数では劣勢の関東馬では上昇一途のキルロードに期待がかかる。前走・高松宮記念(3着)は好位から粘りに粘った。3歳馬プルパレイはNHKマイルC(15着)こそ崩れたがファルコンS制覇の実績からG3なら上位候補。

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