【中京記念】ファルコニア 惜敗続きに終止符!坂路ラスト11秒8で気配上昇

2022年07月21日 05:20

競馬

【中京記念】ファルコニア 惜敗続きに終止符!坂路ラスト11秒8で気配上昇
坂路2本目を強めに追い切られたファルコニア Photo By 提供写真
 譲れない夏、小倉で惜敗続きにピリオドを打つ。ファルコニアは坂路単走。外ラチ沿いをパワフルなフットワークで駆け上がった。ラスト2Fで一気に加速。しまいは促され、12秒9→11秒8でフィニッシュ。この日のラスト1F11秒8は2番目に速い数字、重い馬場でも鋭い切れ味を発揮した。高野師が切り出す。
 「僚馬を前に置いて単走の形でした。小倉への輸送もありますし、上がり重点。短い距離でも大きく体を動かしました。馬体重は前走より少し減るかもしれませんけど、この時季は少し(体が)薄くても走りますからね」

 数字が夏場の強さを証明する。坂路の自己ベスト4F51秒3は昨年の8月4日に叩き出した。2週前(6日)の坂路ではその時計に迫る4F51秒5。追うごとに気配は上向いている。

 この距離で1分45秒3の持ち時計があり、高速馬場にもフィットする。ただ、週末の天気予報は不安定。少し渋るかもしれない。「時計勝負になっても大丈夫だけど、パンパンの馬場になり過ぎるのもどうかな。少しくらいの雨なら大丈夫です」と見通しを語った。川田は17走のうち、最多11走で手綱を取る。トレーナーは「ジョッキーの手腕に期待したいですね」と託した。川田は昨年のアンドラステに続く連覇が懸かる。重賞初Vへ、巧みにエスコートする。

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