【アイビスSD】マリアズハート 得意舞台で重賞初制覇だ!
2022年07月25日 05:30
競馬
ただ、実績組に以前の勢いがあれば、ここまで混戦ムードとはならない。新興勢力が台頭する余地は十分。その筆頭が6歳牝馬マリアズハートだ。直線競馬で2戦2勝。その2勝はいずれもオープンで昨年のルミエールオータムダッシュと今春の韋駄天S。新潟直線1000メートルでは現在3つのオープン競走があるが、アイビスSDを含めて3レースとも制した馬はこれまでいない。上がり3F32秒台を楽にマークする末脚が持ち味。本丸の直線1000メートル重賞を制し、「直線番長」襲名といきたい。
伏兵の話題も豊富だ。短期免許で初来日となる香港の名手ホーが騎乗するアヌラーダプラは約1年ぶりの実戦で惑星的存在。今村聖奈と新コンビ結成のオヌシナニモノは2走前が初の芝起用で0秒4差7着。着順の印象ほど内容は悪くなく、まんざらでもない。スティクスは藤田菜七子が騎乗予定。女性騎手同士の重賞初対決も楽しみ。