【佐世保・G3開設記念】山田 記念初制覇!年末GPへ「意識しながら走る」

2022年07月27日 05:00

競輪

【佐世保・G3開設記念】山田 記念初制覇!年末GPへ「意識しながら走る」
佐世保記念を制して賞金ボードを手にする山田 Photo By スポニチ
 佐世保記念決勝は26日行われ、先制した中川の番手から出た山田庸平(34=佐賀・94期)が記念初Vを決めた。
 病気のため郡司が当日欠場となり8車での戦い。中川―山田―井上の九州勢が前受けして4番手は守沢と和田健で並走。以下は和田圭―伊藤―杉森の順で周回を重ねる。打鐘前に並走を嫌った和田健が動いて前を抑えにいくが、打鐘で中川―山田―井上が仕掛けて主導権。和田健が4番手を確保して守沢―和田圭―伊藤―杉森と続く。最終ホーム過ぎに7番手から伊藤が捲っていくが、5番手から出た守沢に合わされて不発。守沢の動きに合わせ番手から出た山田が最後までしっかり伸びて1着でゴール。守沢―和田圭の北日本勢が2、3着で続いた。

 記念初Vの山田は「凄くうれしい。お客さんからは地元のような応援があって力になった」と笑顔いっぱい。初日特選では山田―井上―中川の並びだったが「何もできずに悔しい思いをした。その分まで自力で戦った準決は気合が入った。決勝も地元の井上さんに番手を回してもらっていたので早めに踏んだ。みんなそれぞれ自分の役割を果たせた」と振り返った。

 今年はケガもなく高いレベルで戦績は安定している。目下、賞金ランクは7位。「(グランプリ出場は)少し意識をしながら走っている」。記念Vで賞金を上積みして着実に上位陣との差を詰めることに成功。今年後半のG1戦線でも上位争いを続けることで、グランプリ出場の夢に近づくことになる。

 《次走》1~3着の山田、守沢、和田圭はG1・西武園オールスター(8月9~14日)に向かう。

おすすめテーマ

2022年07月27日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム