好内容でデビュー戦を飾ったのが小倉土曜のスカパラダイス。捲り気味に進出すると残り600メートル付近で先頭へ。直線で後続との差を広げ続け、2着馬を3馬身突き放した。先週の当欄で取り上げたヤマニンウルスと同じく鞍上は今村。女性騎手減量があっただけに定量戦になって真価が問われるが、夏の小倉デビュー馬は近年ドウデュースなど活躍馬が出ているので要注目だ。
ダートで強かったのが札幌土曜のペリエール。操縦性が高く、追われてからもパワフルに駆け抜けた。3代母に仏G1馬スキーパラダイスがいる良血。今後のダート路線で活躍できるポテンシャルを秘めている。新潟土曜に勝ち上がったデインバランスは1つ上の半姉にデビュー2連勝でオークス6着のルージュエヴァイユ(父ジャスタウェイ)。姉に続いて牝馬クラシック路線に乗れるか。