【下関・G1競帝王決定戦】桐生 王道イン逃げV!次節GPに弾み「一走一走頑張るだけ」
2022年12月07日 05:00
ボートレース
進入は枠なりの3対3。4カド村上の捲りを受け止めて、先マイに持ち込んだ。「特訓では石野さんの伸びが気になっていた。スタートしてからは4番(村上)が見えて、ハンドルが切れなくなって行き過ぎた。危なかったですね、エンジンに助けられました」とレースを振り返り、「下関は好きになりました」と笑顔を見せていた。
序盤からレース足に手応えをつかみ、エンジン複勝率(30%)以上の感触を口にしていた。終わってみれば、9戦4勝、オール3連対の安定した足取りでファンの期待に応えた。
いよいよ13日からは大村でのグランプリ。2年連続8回目の暮れの大一番を最高の形で迎えることになった。「一走一走頑張るだけ。皆さんに舟券を買ってもらえればうれしい。これからもボートレースと桐生順平をよろしくお願いします」。5年ぶり2回目の頂点へ。勢いに乗った桐生が真っ向勝負で突き進んでいく。
《次走》優勝した桐生順平、石野貴之は13日からの大村SGグランプリで馬場貴也、山口剛、片岡雅裕、原田幸哉、深谷知博ら強豪と優勝を争う。柳生泰二は12日からの若松一般戦で坪井康晴、小坂尚哉、下條雄太郎らが出場。村上遼は13日からの児島一般戦で江口晃生、森永淳、後藤翔之らが参戦。西山貴浩は13日からの大村SGグランプリシリーズで篠崎元志、中島孝平、太田和美らが相手。吉田裕平は14日からの江戸川一般戦で中沢和志、山口達也、宮之原輝紀らと相まみえる。