【下関・G1競帝王決定戦】桐生 王道イン逃げV!次節GPに弾み「一走一走頑張るだけ」

2022年12月07日 05:00

ボートレース

【下関・G1競帝王決定戦】桐生 王道イン逃げV!次節GPに弾み「一走一走頑張るだけ」
インから押し切って当地周年初制覇を決めた桐生 Photo By スポニチ
 下関ボートのG1「開設68周年記念 競帝王決定戦」は6日、第12Rで優勝戦が争われ、1号艇の桐生順平(36=埼玉)がインから押し切り、下関周年記念初、通算15回目のG1優勝を果たした。13日からの大村SGグランプリに好リズムで臨む。2着に村上遼、3着には西山貴浩が入った。
 インからコンマ08のスタートを決めて、桐生が文句なしのイン逃げV。グランプリを控え、思い切った踏み込みができるか懸念された中、憎らしいほどの冷静な走りで押し切った。

 進入は枠なりの3対3。4カド村上の捲りを受け止めて、先マイに持ち込んだ。「特訓では石野さんの伸びが気になっていた。スタートしてからは4番(村上)が見えて、ハンドルが切れなくなって行き過ぎた。危なかったですね、エンジンに助けられました」とレースを振り返り、「下関は好きになりました」と笑顔を見せていた。

 序盤からレース足に手応えをつかみ、エンジン複勝率(30%)以上の感触を口にしていた。終わってみれば、9戦4勝、オール3連対の安定した足取りでファンの期待に応えた。

 いよいよ13日からは大村でのグランプリ。2年連続8回目の暮れの大一番を最高の形で迎えることになった。「一走一走頑張るだけ。皆さんに舟券を買ってもらえればうれしい。これからもボートレースと桐生順平をよろしくお願いします」。5年ぶり2回目の頂点へ。勢いに乗った桐生が真っ向勝負で突き進んでいく。

 《次走》優勝した桐生順平、石野貴之は13日からの大村SGグランプリで馬場貴也、山口剛、片岡雅裕、原田幸哉、深谷知博ら強豪と優勝を争う。柳生泰二は12日からの若松一般戦で坪井康晴、小坂尚哉、下條雄太郎らが出場。村上遼は13日からの児島一般戦で江口晃生、森永淳、後藤翔之らが参戦。西山貴浩は13日からの大村SGグランプリシリーズで篠崎元志、中島孝平、太田和美らが相手。吉田裕平は14日からの江戸川一般戦で中沢和志、山口達也、宮之原輝紀らと相まみえる。

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