【平塚・ガールズGP】吉岡 怖いものなしの水菜リード、井上 GPに向けて仕上げた碧衣

2022年12月29日 05:00

競輪

【平塚・ガールズGP】吉岡 怖いものなしの水菜リード、井上 GPに向けて仕上げた碧衣
“鬼脚”井上茂徳 “F1”吉岡稔真 最強ライントーク Photo By スポニチ
 井上 ヤングGPを振り返る。まず町田以外のラインが大事に行き過ぎた。後方になった犬伏が動かず、踏み合いにならなかったことが寺崎や山口とっては誤算だったかな?逆に、けん制から前に押し出された吉田に流れが向いて、最後は吉田の捲りに食らいついた菊池が差した。
 吉岡 レースがあまりにも動かなかった。町田の動きに拳矢君なり犬伏なりが乗って行くと思ったけど…。寺崎も位置的には良かったけど、スピードが乗り切らなかった。勝った菊池は寺崎と同じ117期の早期卒業組。今年初めにナショナルチームを卒業して、競輪に集中して取り組んでいた。ヤングGPの勲章も自信になるだろう。来年の活躍に期待したい。

 井上 現状ではまだ寺崎の方が上だが、今後は立場逆転もあるかもしれない。私も期待しよう。2日目11RはガールズGP。注目はやはり佐藤と児玉の対決。ヤングGP以上に楽しみな一戦である。

 吉岡 力では水菜と碧衣が抜けている印象です。ここに自在に構える石井がどこまで迫るかの流れになりそうですね。

 井上 同感。それぞれのブロックを制した競輪祭では、佐藤も児玉もよく似た勝ち方だった。中団を取り、後方の動きを警戒しつつ、自分の勝つところから仕掛けて力を出し切った。強いし、よく考えたレース運び。車券は<1>=<2>が大本線になる。あとはどちらを主軸にするかだ。私は児玉を軸に組み立てる。

 吉岡 でしょうね。僕は水菜が中心です。碧衣も調子を上げているし、7月の平塚では水菜との同着Vもありましたが、それでも水菜が一枚上手でしょう。ナショナルチームでは世界選手権で2年連続の銀メダル。国内の競輪ではほとんど負けなし。力も自信も付けた。まさに怖いものなしでしょう。

 井上 児玉は常に年末のGPを見据えての体づくりをしている。実戦の中で長い距離を踏み、力を付けてくるタイプだし、GP3連覇の実績もある。総合力での差はほとんどないだろう。佐藤よりも前から先に仕掛ければ勝機は十分とみている。<1><2>本線で<1><3>、<1><4>を少々。

 吉岡 山原はスピードで劣るし、奥井も逃げて展開次第。もし押さえるなら石井、柳原、尾方の絡みですが、配当が安いだろうし資金は分散はできない。<2><1>本線で<2><3>少々。

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