【東京新聞杯】プレサージュリフト 1年ぶり勝利へ進化!併せ馬で圧倒、木村師「順調に来ている」
2023年02月02日 05:25
競馬
昨年2月のクイーンCでスターズオンアースを破って重賞初V。牝馬3冠ロードを堂々と歩んだ。「カイバ食いが細かった時でも体は良く見せた。偉い馬です」。回顧する一方、成長を肌で感じている。今年初戦のスポニチ賞京都金杯(3着)は16キロ増でキャリア最高の478キロ。積極的に3番手に位置して最後も粘った。金杯前からは追い日以外の調教を坂路2本と強化した。同師は「坂路2本の効果は分析できていないけど、やれる馬には課している。前走も中京への輸送で減って、あの体重。太くはなかった。ジョッキー(イーガン)がアグレッシブに乗ってくれたのも良かった。あの競馬は今回につながる。体はさらにプラスでも大丈夫」と目を輝かせた。
指揮官は「プリモシーンと同じ流れ」と3年前の東京新聞杯を制した先輩の名を挙げた。クラシックを歩んだ同馬が復活Vを飾ったのは5歳2月。「東京マイルで重賞を勝たせてもらった。器用ではないので広いコースになるのもいい」。昨年の年度代表馬イクイノックスと同じ木村師&新パートナー・ルメールの強力タッグ。2冠牝馬を一蹴した舞台で進化を証明する。