チルト3でどれほど伸びるか。ある意味で初日の大きな注目は堀之内紀代子(43)のレースだった。結論から言えば不発の4、6着。前半4Rが5番手スタート、後半11Rが6番手スタートでは見せ場をつくれない。特に後半は堀之内以外がゼロ台スタート。チルト3に捲られまいという意識が他選手に働くわけだ。しかもその伸びが一級品ではないのだから厳しかった。
「チルト3にしたけど、恐ろしいほど伸びなかった」。2日目は“作戦変更”を示唆。「伸び型のチルト0にペラを叩きます。ピット離れがもてば3カドに引きたい」とのことだ。1回走りの5Rは3号艇でオール女子戦。一撃捲りで流れを変えたい。