19日の阪神7R・4歳上1勝クラス(ダート1800メートル)で、第2頸椎(けいつい)骨折で戦列を離れていた熊沢重文(55)が復帰。ハナキリ(牡4=森秀)に騎乗し、道中で中団外めから気合をつけてポジションをあげようとするも、目立った脚は使えず、ジワジワと伸びて9着だった。
昨年2月26日の小倉(春麗ジャンプS)で落馬負傷し、約1年ぶりの復帰となった熊沢は「病み上がりにはちょっときついかな(笑い)。いいリハビリというかいい経験になりました。競馬はやはりきついものですからね。これだけ追わせてもらえれば次につながると思います。いろいろありましたけど、今この場にいられるというのが幸せですね。乗り役は競馬に乗ってなんぼですからね」と話した。