【高知・G1全日本選抜】井上 10R勝ち上がり知る吉田拓、吉岡 11R北井の逃げに乗る郡司

2023年02月25日 05:00

競輪

 吉岡 2日目のスタールビー賞は人気を集めた脇本―古性が最終2角で崩れて波乱になった。脇本は初戦を13秒6の上がりタイムで快勝して不安を一掃したし、負け方が淡泊過ぎた。
 井上 脇本は前団のハイピッチのスピードを捉えるのは得意だが抑えて自ら踏み上げるレースは失敗がある。末脚の粘りを考えての踏み出しになるだけにトップスピードに乗せる前に新山響に叩かれた。

 吉岡 古性の切り替えが早かった。判断は難しいが500走路だし、もう一度立て直せなかったか。古性の動きは新山響―佐藤に続いた郡司には誤算だった。

 井上 スタールビー賞は脇本の負けパターンだった。きょうの準決勝12Rはその失敗を生かしての走りになる。脇本と古性の<1>=<5>本線がセオリー。別線の真杉と清水がどう出るか。逃げて良し、捲って良しの真杉は長い距離が踏める。

 吉岡 脇本の名前がある以上<1>=<5>から入るのが自然。ただ着実に力をつけている真杉の走り次第で脇本苦戦もある。真杉はG1の勝ち上がりに慣れてきたし、脇本を捲らせない力がある。清水は二次予選で外並走から捲っているように状態はいい。清水の捲り<3>=<8>、<3>=<5>、<3><2>。

 井上 真杉が前々に攻めて先行態勢に入った時に清水がカマす展開もある。穴は真杉が4番手に入って捲る<9>=<2>、<9><8>、<9><5>。

 吉岡 戻って10Rは細切れ戦で激戦。ライン3車の町田がすんなり駆ければ番手の松浦が有利だが、松浦は二次予選で“ハコ3”しており調子はよくない。そこで2走のレース内容がいい新田に(佐藤)慎太郎が続く<9>=<1>から入る。

 井上 私は吉田拓から。二次予選は8番手になった時点ですかさず巻き返した。着順は3着だがトップスピードの高さとG1の勝ち上がりを知る走りができた。<5>=<7>が本線。

 吉岡 状態の良さなら(渡辺)雄太。深谷との<8>=<2>は必要。11Rは北井の逃げに乗る郡司から。G1初出場の北井は先行勝負に迷いがない。郡司から<3>=<5>、<3>=<2>。ライン3車の新山響が先手なら守沢と成田の<5>=<9>。穴は犬伏から。

 井上 私は北日本が本線。新山響は初戦が脇本を後方に置いて中団からの捲り、スタールビーは脇本を叩き切ったように戦法に幅も出てきた。119期の北井と犬伏はいるが実績上位の新山響が最終的に巻き返す。番手守沢から<5>=<2>、<5><9>。穴は犬伏の捲り<8>流し。

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