前検日の嘆き節はどこへやら。西山貴浩(35)がエンジンを立て直してきた。初日は3、6号艇の2走。枠番より一つ上の2、5着で走り終えた。「だいぶペラを調整して、人並みにはなってきましたよ」と手応えじんわり。1月のBBCTはワースト級の足に苦心したが「今回の方が断然動いていて、戦えますよ」。
今回は闘志が燃えている。2日目は12Rドリームに登場。おそらく西山の持ち味が存分に生きる2コース戦となるだろう。1号艇は「ボクの好きなターンができる感じになってきています」と自信を見せる峰竜太(37)。高い壁を倒しにくるか、2着で御の字のレースに徹するか。注目したい。