5日目準優10R、平尾崇典(50=岡山)が5コースから捲り差し。バックで権藤俊光、坪井康晴らと併走する形となったが、グイッと伸びて2Mを先取り。1着で優出第1号となると同時に、3連単2万4570円の高配当を提供した。「乗りづらかったから運が良かったですよ」。
前検から普通の動きがあって調整はしていなかったが、優勝戦に向けては「回転調整をしていきます」と準優で課題を見つけたことが奏功するか。びわこでは08年4月にG156周年を3コース捲りで優勝している。「あの時も運が良かったですね」。ならば今回のファイナルでもツキを味方につけて、再び波乱の使者となってもらおう。