【高松宮記念】上昇トウシンマカオ!4馬身突き抜けた 鮫島駿「さらに一段階上がった」
2023年03月23日 05:30
競馬
前走のシルクロードSは4着止まり。「内が有利な馬場で大外(15番)枠。難しいレースになると覚悟していた」。そう振り返った鮫島駿だが収穫もあった。「本番と同じ舞台なので無駄なレースにはしたくなかった。折り合いやコーナリングなどを確認。着順は悪かったけど、やりたいことはできた。今回に生かせると思う」と胸を張る。
昨年は世代の近い坂井、石川、荻野極が次々とG1初制覇。「1つ上の先輩や下の後輩がG1を勝ったのは刺激になった」と話す。その上で「勝たないと評価されない世界。僕はG1ジョッキーになりたいというよりはマカオと勝ちたい。素晴らしい馬と素晴らしい走りを見せたい」。穏やかな口調に強い決意をにじませた鮫島駿。相棒への揺るぎない信頼が感じられた。