【オートレーサー森且行と一問一答】802日ぶり復活で、歓喜の独走勝利「もう一度日本一になりたい」
2023年04月06日 16:48
オート
レース後の一問一答は以下の通り。
――会見は。
「えー、そうですね。レースより緊張しますね。2年3カ月ぶりにようやく復帰できました。今日走ってくれた7人の選手に感謝したいと思います。そして今まで支えてくれた周りの方々、そして応援してくれたファンの皆様に感謝を伝えたいと思います。ありがとうございます」
。
――レースを終えて率直な気持ち
「7節練習参加させていただいて、エンジンも4回くらいオーバーホールしたりして、今日ちょっと朝練行ったんですけど、エンジンが良くない感じだったので、自分の感覚を信じて、セッティングを大幅にいじって試走に行ったら、照っている走路は苦手なんですけど、まあ(3秒)32も出たので、これはミスしなければ勝てるのかなと思って走っていました」
――ファンの歓声は聞こえた。
「余裕がなくて、何も分かっていなかったです。(スタートグリッドに立って)もう吹っ切れましたね。緊張も、いい緊張感だったので。ビビることなく自分のレースをしようと思って、気合は入れていきました」
――鮮やかな5車抜き。
「そんな行ってましたか。外を回ろうと思ったんですけど、エンジンが外回りのエンジンじゃなかったので、中行くのもケガ明けなので、どうかなと思ったんですけど、ちょうど空いたところをうまく入れた感じ。まあ、2年3カ月休んでいてもレースの感覚は体が覚えていてくれたので、あそこ行けたと思います」
――一人で走っていて。
「やっぱりきつかったですね。まだまだこれが課題になってくると思うんですけど、2周3周目くらいまでは勢い良く行けるんですけど、そこからが。右足の力が入っているのか、入っていないのか、まだ分かっていない感じなので、まあレースを重ねていけば神経障害というのも治ってくると言われているので。徐々に治していきたいと思います」
――復帰しようと思った手応えはあったのか。
「手応えは冬場というか、12月から練習参加を始めて、1月くらいですかね、後輩、同期とかと練習で合わせてもらってそこで同じくらいに走れたときに、そろそろ復帰する準備をしようと思いましたね。まだ戻っていない感じはありますけど、今日はたまたま。初日なので(相手が)分散されているので、これが勝ち上がりなので最終日の優勝戦まで行けていれば、戻ってきたんじゃないかと自分でも感じると思います」
――優出を期待してもいい。
「うーん、そうですね。どうでしょうか。自分でもよく分からないです。まだ。はい」
――点数をつけるとしたら
「80点くらいは。上積みはこれから6周回しっかり同じペースで、試走が32出たら32のペースで走れるような体をつくっていくことと、あとはエンジンを、もっともっといいエンジンをつくることをやります」
――2年3カ月は長かった。
「長いような短かったような。でも、2年3カ月の間に退院してからはいろんな方面でイベントをやらせてもらえて、ホントにそのおかげでファンの皆さんと会えて、応援してもらって。だから2年3カ月は楽しく過ごせた時間でしたね」
――今後のビジョンは。
「一番大きな目標はもう一度日本一になりたい。ですけれども、そんな甘くないと思うので、いまB級なので、とにかくSGのレースに出られるくらいまではいきたいと思っています。まあ、S級になればSG全部出られるので、そこを目標に、時間がかかっても一生懸命頑張っていきたいと思います」
――以上です。
「短くないですか(笑)」
――多くの支えは公私共々ですか。
「そうですね。でも、やっぱ一番はファンの皆さんが諦めずに応援し続けてくれたおかげだと思っています」
――今日の1着はその恩返し?
「そうですね。ちょっと“1着は獲れないかも”なんて言ってしまったので、車券を買っていない可能性があるので、その辺はちょっとよく分からないですけど、まあ元気な姿で1着を走っているところを見せられたので、恩返しになったと思います」
――明日も
「そうですね。雨の方がいい感じがするので、雨が降ったら買ってください(笑)。ありがとうございました」