牡馬クラシック第1弾「第83回皐月賞」の1週前追いが5日、東西トレセンで行われた。新馬、京成杯とデビュー2連勝中のソールオリエンス(牡=手塚)は横山武を背にWコースで併せ馬。直線しっかり反応すると、内から一気に加速。ラスト1F11秒1の脚で僚馬ヴァーンフリート(4歳2勝クラス)に3馬身先着した。この日の1番時計タイとなる6F80秒8に手塚師は「動いたね!いい感じに仕上がっている。前走からさらに上昇した。やはり、能力はかなり高いね」と前のめりだった。
感触を確かめた横山武は「大きく変わった部分はない。まだトモが甘くて、踏ん張りが弱い。完成までに時間がかかるタイプで、本当に良くなるのは秋以降かな」と冷静なジャッジ。それでも「1週前としては動きがいい。気持ちが前向きで、直線に向いてからの伸びは目を見張るものがあった」と能力を評価した。