【桜花賞】(8)キタウイング 前哨戦からの滞在効果、陣営「だいぶ毛ヅヤも良くなった」
2023年04月07日 05:25
競馬
「木曜は引き運動。雰囲気は悪くない。体が細く見えることもない。だいぶ毛ヅヤも良くなって、馬房の中の目も穏やかだと(小島)先生も話してましたね」
不敵な落ち着きぶり。ここに至る過程が全て桜花賞に向けてのもの。2週連続で杉原が駆けつけての追い切りも絶妙で状態面はピークに達した。セールスポイントを「狭いところにも突っ込んでいける気持ちの強さ」と話す柏木助手は、彼女を“伏兵”とは思っていない。4枠8番に「枠もいいところ。周りを見ながら行ける」と虎視たんたんとイメージする。過去にブラックエンブレム(08年秋華賞)、クィーンスプマンテ(09年エリザベス女王杯)で栗東滞在の実績を積んだ小島厩舎。その再現に手応えあり、とオサムは感じた。