杉山正樹(43=愛知)が予選トップから準優12Rを逃げ切って1着。昨年6月のとこなめ69周年以来となる18回目のG1優出を果たした。しかも絶好枠。G1初優勝の期待は高まるばかりだ。「出足はトップ級。ノンストレスで押してくれる」と相棒の13号機に全幅の信頼を寄せていて「伸びは○くらい。行き足がしっかりしていて、乗り心地も問題ない」とトータルで出来は上位で、引き波のないインから先に回れば、差される不安はない。準優同様にスタートを決め、05年1月の新鋭王座決定戦でG1初の6強入りを決めた思い出の水面で、歓喜のVゴールへと突き進む。