【武雄・G3開設記念】脇本 今年3度目記念完全V!異次元捲りで不安一掃「G1へいい弾み」

2023年04月26日 05:00

競輪

【武雄・G3開設記念】脇本 今年3度目記念完全V!異次元捲りで不安一掃「G1へいい弾み」
今年3度目のG3優勝を達成した脇本 Photo By スポニチ
 武雄記念決勝 脇本雄太(34=福井・94期)が後方8番手から豪快に捲り、通算14度目のG3V。1月の和歌山、豊橋に続いて今年3度目の記念完全Vを成し遂げた。
 新山がスタートで飛び出して、新山―佐藤―内藤―伊藤―山田―橋本―湊―脇本―大川で周回を重ねる。残り2周で伊藤―山田―橋本―湊が新山を抑えると新山は突っ張らず、5番手に車を引く。脇本は動かず8番手のまま。伊藤は打鐘で一気にペースを上げて一本棒の状態でレースが進む。バックで5番手から新山―佐藤が捲り、伊藤の番手から出た山田を乗り越える。新山のスピードが良くそのままゴールへとなだれ込むかに見えたが、外を異次元の脚で突き抜けた脇本が新山をかわして1着でゴールを駆け抜けた。

 「凄い雨だったので視野を広くしてレースに臨もうと考えていた。後ろ攻めになって一度、前を抑えるか悩んだが、伊藤君が積極的に仕掛けてくれたので。その後は冷静に立ち回ることができた。長い直線が味方してくれた」と振り返った脇本。腰に不安を抱え、前回の高知記念では準決で7着に敗れていたが、そんな不安を一掃する快パフォーマンスに「ダービー前に自分の調子を占うのにいいシリーズだと思っていた。いい状態で4日間走れたし、G1へいい弾みになった」と確かな手応えをつかんでいた。

 【次走】優勝した脇本雄太、2着の新山響平、3着の佐藤慎太郎はG1日本選手権競輪(平塚、5月2~7日)へ向かう。

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