【天皇賞・春】ボルドグフーシュからVロード!新装京都競馬場は外枠有利
2023年04月29日 05:25
競馬
その背後にはアスクビクターモア。鞍上・横山武はタイトルホルダーに騎乗した経験がある。王者の強さを肌で感じているだけに、楽にはさせない。直後でプレッシャーを与え続ける。ジャスティンパレスも好位のインをキープ。鞍上ルメールはイクイノックスとコンビを組んだ昨年の有馬記念で勝負どころで早めにタイトルホルダーに競りかけ、負かした実績がある。同じような作戦に出る可能性も。
さらにアイアンバローズ、ディープボンドもスタミナ比べに持ち込もうと早めに仕掛けていく。2周目3~4角は見応えのある騎手の駆け引きが続きそう。これだけ前がかりになれば差し馬に有利。◎ボルドグフーシュの出番だ。
昨年の菊花賞、有馬記念は上がり3F最速の末脚で連続2着。それぞれジャスティンパレス、タイトルホルダーには先着した。長くいい脚を使えるのが持ち味。京都の下り坂を生かしてロングスパートすれば勢いは止まらないはず。ゴール前、脚色が鈍るライバル勢をまとめて差し切る。
先週からリニューアルした京都。改修工事により芝外回りは4角のカーブが緩やかになり、スムーズに4角を回れるようになった。ただ、先行馬がロスなく直線に入ることで内側は進路がなくなり、逆に外からスムーズに末脚を発揮した差し馬が活躍。先週の外回り9レースで1~4枠は1勝、5~8枠が8勝。外めの枠が圧倒的に有利だった。そういう意味でもボルドグフーシュの外枠13番は絶好。新装・京都にできたVロードを通って、突き抜ける。