初代“スーパーミッド王”に王手だ。22時40分締め切りとなって新たなステージに達した大村のミッドナイト開催。予選トップ通過の伊藤啓三(47)が準優11Rも逃げて、優勝戦1号艇を手にした。「1走目から出足が良かったし、ターン回りも良くて、思ったところに行けますね」という抜群の仕上がり。この足でインなら最後も信頼度は高そうだ。思えば大村は23年前の6月にデビュー初Vを決めた水面。「ナイターになって難しいと思っていたけど、いい印象を付けて帰りたいですね」と久々の歓喜を本人も待ち望んでいる。大山千広、深川真二ら難敵相手に逃げて、4月ラストを最高の夜にしたい。