敗者のコメントではなかった。地元のオール大阪戦を制して児島に乗り込んできた石野貴之(40)。3号艇で挑んだ初日12Rドリームは5着に敗れた。
何よりもスタートが敗因。コンマ23の5番手では、ダッシュ勢に包まれないよう、真っ先に握るので精いっぱいだった。ただレース後のコメントはピカピカだ。「足は負けません。節イチ級だと思います」と自信たっぷりだった。確かにスタート後はグッと伸び返す足。普通なら完全に包まれている隊形だったのわけだ。「あとは本番のスタートを決めたいですね」。ドリームの反省を踏まえて、2日目はビシッと踏み込むはず。6号艇の4R、2号艇の10Rともども期待は大きい