【日本ダービー】ソールオリエンス担当・名畑助手 19年天皇賞・春の経験生かし重圧克服を
2023年05月23日 05:20
競馬
覇王テイエムオペラオーの強さに憧れた青春時代。牧場勤務を経て、当時の応募資格ぎりぎりの28歳となる年に競馬学校に合格し、トレセン入り後10年たたずに3頭のG1馬と出合った。「これまで運がたまっていたのかな」と頬を緩めた後「こうなるとは想像していなかったですけど、任されたからには自分ができることをしっかりやっていきたい。今まで通りの脚を使ってくれれば、一番いい結果が出ると思っているので」。36歳、ダービー初出場。ソールオリエンスと王道を歩むべく、覚悟を決めている。
◇名畑 俊(なばた・しゅん)1986年(昭61)6月19日生まれ、新潟県出身の36歳。手塚厩舎所属の調教助手。競馬好きの父親の影響で中学時代から友人と競馬の話題で盛り上がった。主な担当馬はフィエールマン、シュネルマイスター、ソールオリエンス。趣味は読書。