【阪神新馬戦】テラメリタ 世代最初の新馬戦で良血証明へ!須貝師「マイルの距離も大丈夫」
2023年05月30日 05:10
競馬
ダービーウイークに行われた1週前追いは騎乗予定のルメールがまたがりCWコースで軽快な動きを披露。内から楽な手応えで併走パートナーを振り切り半馬身先着。5F68秒8~1F12秒0のタイムで駆け抜けた。鞍上は「真面目で乗りやすい。2歳だからまだ子供だけど動きは良かったね。マイルの距離も良さそう」と感触を口にする。
祖母にエアトゥーレを持つ良血。一族からはキャプテントゥーレ、シルヴァーソニックなど重賞ホースが出ており、母テラノヴァも芝の1200~1600メートル戦で計4勝を挙げた。母も管理した須貝師は「お母さんも素直なタイプだったけど、この馬も素直な性格がいいところかな。マイルの距離も大丈夫だと思う」と話す。
父は注目の新種牡馬ブリックスアンドモルタル。19年には米G1・BCターフを勝ち、その年の米国エクリプス賞年度代表馬に輝いた。須貝師は「アメリカの芝で勝ってスピード競馬に対応できるから日本にも合うと思う」と期待を寄せる。今年のダービーはサトノクラウンの初年度産駒タスティエーラがV。ポスト・ディープインパクトを巡る種牡馬争いも、ますます白熱していきそうだ。