地元・兵庫支部の樋口喜彦(40)が4日目8R、絶好枠から押し切ってシリーズ初勝利。花本夏樹との90期ワンツーで、3連単1万8550円の高配を提供した。レース後は「ホッとしました」と表情を緩め「久々に逃げられたんちゃうかな」と、今回と同じホームプールでの昨年12月24日1R以来となる逃走劇を喜んだ。残念ながら予選突破は果たせなかったが、手応えについては「ここがいいとかはないけど、数字以上はありますよ」と2連対率10%台の60号機を評価する。残り2日間は「何か乗りにくいんで、ペラをやります」と妥協することなく、少しでも上積みを目指していく。