準優3レースで唯一、1号艇が敗れた10R。勝ったのは3コースから捲り差しを決めた折下寛法。折下はピット離れで遅れてヒヤリとさせたが、何とか3コースに舟をねじ込むと鮮やかに艇間を割った。1号艇の飯山泰が食い下がるも、強出足を発揮して突き放した。「ピット離れはタイミング不良です。チルトをマイナスに下げて1Mのカカリも希望通りの感じだった。0度だと1Mは入れなかったと思う。バックは飯山君が少し出たが、出足は自分の方が良かった」と仕上がりには納得の表情。「整備士さんにも5本の指に入るモーターと言われています」。好機力を味方に31日、12R優勝戦で準優の再現となるか。