【英ダービー】ディープ産駒最終世代・オーギュストロダン叩き合い制す!今後の動向に大きな注目

2023年06月04日 05:15

競馬

【英ダービー】ディープ産駒最終世代・オーギュストロダン叩き合い制す!今後の動向に大きな注目
英国ダービーを制したオーギュストロダン(ロイター)
 現3歳が最終世代となるディープインパクト産駒が、近代競馬発祥の地で大偉業を成し遂げた。3日、英国エプソム競馬場で行われた英ダービー(芝1マイル4ハロン6ヤード=約2410メートル)をオーギュストロダン(牡3=A・オブライエン)が制した。同レースは今年で244回目を迎え、世界中のダービーの範となっている「ザ・ダービー・ステークス」。今年は14頭立てで、ムーア騎乗のオーギュストロダンが中団後方からレースを進めて直線、キングオブスティールとの叩き合いを制した。
 同馬の母は、G1・7勝マジカルの全姉で、自身もG1を3勝した父ガリレオの牝馬ロードデンドロン。母が来日してディープインパクトを種付けし、アイルランドに帰国して生まれた。前走の英2000ギニーは道悪で12着に敗れたが、大一番で見事に巻き返した。A・オブライエン師は「彼は最初からいい馬だったし、着実にステップアップしてくれた。ユニークで、エキサイティングな馬だよ」と称賛した。英セントレジャー(9月16日、ドンカスター)、凱旋門賞(10月1日、パリロンシャン)などのうちどのレースを使うか、今後の動向に大きな注目が集まる。

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