白井英治が不在で、地元・山口支部からただ一人参戦となる寺田祥(44)。徳山は21回の優勝があり、05年2月の中国地区選でG1初制覇。20年1月の66周年記念も制した。ただ、徳山を走るのは昨年10月以来。現エンジンになってからは初めてだ。「前回がいつかも覚えていないし、このエンジンになって走っていない。地元だけど何も分かっていない」と不安を口にする。実際に前検日の動きもイマイチだった。「ペラとか、いろいろ調整する。まずはエンジンを仕上げないと、といったところです」と慎重な構え。初日は11Rの1回走りで、時間はたっぷりある。どこまで上積みさせることができるか。